報道発表

中根外務副大臣によるミクセル・エストニア外務大臣表敬

平成29年11月7日
中根外務副大臣によるミクセル・エストニア外務大臣表敬

 11月6日午前9時30分から約45分間,エストニア共和国を訪問中の中根一幸外務副大臣は,スヴェン・ミクセル外務大臣(H.E. Mr. Sven MIKSER, Minister of Foreign Affairs)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

1 中根副大臣から,我が国は基本的価値を共有するエストニアとの関係を重視している旨述べました。また,両者は,サイバーセキュリティを始めとした分野において引き続き協力していくことで一致しました。

2 両者は,日・エストニア間におけるワーキング・ホリデー制度の導入に向けた協議開始を歓迎するとともに,制度の早期導入に向け協議を進めることで一致しました。

3 中根副大臣から,本年8月に日・エストニア租税条約の署名が行われたことは大変喜ばしい旨述べるとともに,この条約の締結により,両国間の投資・経済交流の更なる促進につなげたい旨述べました。また,両者は,早期発効に向け,両国の国内手続きを迅速に進めることで一致しました。

4 中根副大臣から,日EU・EPA及び日EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)の早期署名・発効に向けて現在EU議長国であるエストニアの協力も得たい旨述べました。

5 中根副大臣から,先般のEUによる独自の対北朝鮮制裁の発表を歓迎するとともに,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めました。これに対しミクセル外務大臣は,北朝鮮の核・ミサイル実験を最も強い表現で非難する旨述べました。


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