報道発表
豪州主催「拡散に対する安全保障構想」海上阻止訓練「Pacific Protector 17」への我が国の参加
平成29年9月1日
1 9月6日から9日まで、我が国は、大量破壊兵器等の拡散阻止能力を向上させ、関係国間の協力を推進するため、豪州が主催する「拡散に対する安全保障構想」(PSI:Proliferation Security Initiative)海上阻止訓練「Pacific Protector 17」に参加します。
2 PSIは、国際社会の平和と安定に対する脅威である大量破壊兵器・ミサイル及びそれらの関連物資の拡散を阻止するため、国際法・各国国内法の範囲内でとり得る措置を検討・実践するグローバルな取組です。我が国は、PSI発足当初より積極的に参加してきており、この訓練は、2013年のPSIの10周年記念会合で決定されたアジア太平洋地域におけるローテーション訓練の第4回目に当たります。
なお、PSIの活動は、特定の国家や非国家主体を対象とするものではありません。
3 我が国からは、防衛省・自衛隊から海上自衛隊の固定翼哨戒機(P-3C)1機を派遣し、実動訓練に参加するとともに、外務省、警察庁、財務省・税関、海上保安庁及び防衛省・自衛隊の職員を派遣し、ケアンズで開催される机上訓練等に参加します。