報道発表
第35回人権理事会における「ハンセン病差別撤廃決議」の採択
平成29年6月22日
1 本22日(現地時間同日),ジュネーブで開催中の第35回人権理事会において,我が国がブラジル,エチオピア,フィジー,モロッコと共同提出した「ハンセン病差別撤廃決議」が全会一致で採択されました。この決議の共同提案国は43か国に達しました。
2 この決議は,全世界でハンセン病に関連する差別問題に苦しむ人々の人権を守るため,人権理事会としてハンセン病差別撤廃に関する特別報告者を3年間の任期で任命することを決定し,また,国連人権高等弁務官及び同特別報告者に対してハンセン病差別に関するセミナーの実施を慫慂する等としています。
3 我が国は,引き続き,ハンセン病差別撤廃問題に積極的に取り組んでいく考えです。