報道発表
アフリカ地域エネルギー・鉱物資源担当官会議の開催
1 1月17日から18日まで,南アフリカ共和国のプレトリアにて,アフリカ地域エネルギー・鉱物資源担当官会議を開催します。平成21年以来毎年東京で開催されている「エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議」に加え,今回,初めての試みとして海外において特定の地域を対象にこの会議を開催します。
2 この会議には,高橋美佐子経済局経済安全保障課長を始め,アフリカ地域20か国のエネルギー・鉱物資源専門官及び担当官,石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC),国際協力機構(JICA)及び日本貿易振興機構(JETRO)の関係者が参加し,資源国としてのアフリカの重要性,アフリカ開発会議(TICAD)をはじめとする我が国のアフリカ支援,及び各国からのアフリカの投資との関連性を念頭に,アフリカにおける我が国のエネルギー・鉱物資源外交のあり方について議論する予定です。
3 また,この会議の参加者は,19日に,日本企業が参画している南アフリカの石炭火力発電所を視察する予定です。
(参考)参加予定のアフリカ地域公館(20か国)
アンゴラ,ウガンダ,エジプト,エチオピア,ガーナ,ガボン,ギニア,ケニア,コートジボアール,コンゴ民主共和国,
ザンビア,ジブチ,ジンバブエ,セネガル,タンザニア,ナイジェリア,ボツワナ,モザンビーク,ルワンダ,南アフリカ
(参考1)エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議
近年の資源ナショナリズムの台頭等,資源をめぐる内外の厳しい情勢を踏まえ,情報収集・分析体制や関係省庁・機関間の連携等を強化すべく,平成21年度から,主要資源国の在外公館,関係省庁・機関,有識者,企業等を交えた「エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議」を毎年東京にて開催。
(参考2)エネルギー・鉱物資源専門官
平成25年2月,在外公館に「エネルギー・鉱物資源専門官」を指名(計50か国,55公館)。当該専門官は,資源関連情報を収集・集約するとともに,民間企業,関係機関等との連絡調整の窓口になるなど,エネルギー・鉱物資源の安定供給確保に向けた外交的取組の強化に従事。