報道発表
Sport for Tomorrow
(サウジアラビア:空手指導者の派遣)
平成29年1月6日
1 外務省は,平成28年度スポーツ外交推進事業として,全日本空手道連盟と協力して,1月9日から20日まで,空手指導者4名をサウジアラビアに派遣します。
2 一行は滞在期間中,同国リヤド及びジッダにおいて,空手選手及び指導者への指導等を行います。
3 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環としてスポーツ指導者・選手の派遣を行い,スポーツ分野における国際協力と,国際交流の促進を図るものです。
4 今回の派遣により,日・サウジアラビア間の友好関係の増進と共に,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた機運の醸成が期待されます。
(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要
(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTを発表。
(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及びスポーツ庁)として着実に実施していくことは,東京2020大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。
(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。
- ア スポーツを通じた国際協力及び交流
- イ IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
- ウ 国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援