報道発表
Sport for Tomorrow
(ブータンへの卓球指導者派遣)
平成28年12月19日
1 外務省は,平成28年度スポーツ外交推進事業として,日本卓球協会と協力し,12月19日から26日まで,卓球指導者7名をブータンへ派遣します。
2 この事業は,スポーツを通じた日本政府の国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として日本からスポーツ指導者・選手等の派遣を行い,スポーツ分野における国際協力と,国際交流の促進を図るものです。
3 一行は滞在期間中,ティンプー,パロ,プナカにおいて卓球指導講習会,公開エキシビションマッチ及び親善試合等を実施します。なお,本年は日・ブータン外交関係樹立30周年にあたり,これらの事業は30周年記念事業の一環として実施されます。
4 今回の派遣により,日・ブータン間の友好関係の増進とともに,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた機運の醸成が期待されます。
(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要
(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTを発表。
(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取組。このプログラムを政府(外務省及びスポーツ庁)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。
(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。
- ア スポーツを通じた国際協力及び交流
- イ IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
- ウ 国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援