報道発表

Sport for Tomorrow
(ネパール:パラリンピック水泳選手の訪日)

平成28年11月30日

1 外務省は,平成28年度スポーツ外交推進事業として,12月2日から10日まで,ネパールのパラリンピック水泳選手等4名を我が国に招へいします。

2 一行は滞在期間中,一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟の協力を得て,神戸しあわせの村等にてトレーニングを行うほか,日本人強化指定選手との合同練習を行う予定です。

3 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環としてスポーツ指導者・選手等の招へいを行い,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施するものです。

4 今回の招へいにより,日・ネパール間の友好関係の増進と共に,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた機運の醸成が期待されます。

(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要

(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTの具体的な内容を発表した。

(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100か国以上の国において,1,000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及びスポーツ庁)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。

(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。

  •  スポーツを通じた国際協力及び交流
  •  IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
  •  国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援

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