報道発表

薗浦外務副大臣の「サービス貿易に関する新たな協定」非公式閣僚会合への出席(結果)

平成28年10月23日

 10月21日(現地時間同日),薗浦健太郎外務副大臣は,ノルウェーのオスロで開催された「サービス貿易に関する新たな協定(TiSA)非公式閣僚会合」に出席したところ,概要は以下のとおりです。

1 出席者(TiSA交渉に参加する23か国・地域のうち,12か国・地域から出席)

日本薗浦健太郎外務副大臣
オーストラリア(議長)スティーブン・チオボー貿易・観光・投資大臣
ノルウェーボルゲ・ブレンデ外務大臣
米国マイケル・フロマン通商代表
上記の他EU,カナダ,コロンビア,韓国,メキシコ,ニュージーランド,パキスタン,スイスが出席

2 議論の概要

(1)TiSA交渉参加国による閣僚会合は,本年1月(於ダボス)(PDF)別ウィンドウで開く及び6月(於パリ)で開催された非公式閣僚会合(PDF)別ウィンドウで開くに続くもので,今回の会合はオーストラリアによる議長の下で議論が行われました。

(2)今次会合では,TiSA交渉の年内妥結に向けた努力を継続すべきとの認識で一致し,また,データ移転の自由や市場アクセスオファーを巡る交渉上の主要論点につき意見交換が行われました。

(3)薗浦外務副大臣からは,TiSA交渉の年内妥結の目標を確認するとともに,「デジタル貿易の発展やビジネス形態の変化を踏まえた先進的なルールが盛り込まれる必要性がある」旨述べる等,交渉を通じて実現すべき要素についても積極的に発言しました。また,今後のとり進め方や,サービス貿易自由化の方針等についても,日本の考えを述べつつ,議論に貢献しました。


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