報道発表

第3回日・オマーン政策対話(結果)

平成28年10月8日
第3回日・オマーン政策対話

1  本8日(現地時間同日),第3回日・オマーン政策対話がマスカットで開催されました。

2 この対話には,日本側から薗浦健太郎外務副大臣,オマーン側からバドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外務省事務総長(王族)(H.E. Sayyid Badr bin Hamad al Busaidi,Secretary General of the Ministry of Foreign Affairs)が出席しました。

3 二国間関係について,薗浦副大臣は,第2回政策対話以降,二国間関係は順調に発展しているとして,両国間の海上安全保障における協力の進展や我が国国会でオマーンとの投資協定が承認されたことを述べた上で,バドル事務総長との間で両国間の経済関係強化のための方策につき議論しました。

4 また,薗浦副大臣は,「法の支配」の原則に基づく海洋秩序を含む東アジア情勢について日本の立場を説明しました。また,薗浦副大臣とバドル事務総長は,イラン・シリア・イエメン・中東和平等の中東地域情勢についても,意見交換を行いました。

5 薗浦副大臣とバドル事務総長は,引き続き対話を継続し,二国間関係の更なる発展や中東地域の安定のため協力していくことで一致しました。

(参考)日・オマーン政策対話
 2014年1月,安倍晋三内閣総理大臣が日本の総理大臣として24年振りにオマーンを訪問した機会に合わせて,両国は政策対話及び協議に関する覚書に署名(PDF)別ウィンドウで開く
 第1回目は,2014年7月に開催(於:マスカット),牧野外務大臣政務官(当時),バドル外務省事務総長が出席。第2回目は,2015年11月に開催(於:東京),武藤外務副大臣(当時),バドル外務省事務総長が出席。


報道発表へ戻る