報道発表
岸外務副大臣とタパ前ネパール副首相兼外相,連邦・地方開発相との会談
平成28年9月28日



本28日,午後5時から約40分間,岸信夫外務副大臣は,訪日中のカマル・タパ前ネパール連邦民主共和国副首相兼外相,連邦・地方開発相(Hon. Mr. Kamal Thapa, Former Deputy Prime Minister,Minister of Foreign Affairs,Minister of Federal Affairs and Local Development)と会談を行いました。概要は以下のとおりです。
1 岸副大臣から,本年の日・ネパール外交関係樹立60周年に際する祝意の言葉を伝えるとともに,9月1日に両国60周年記念式典に出席するためネパールを訪問し大変有意義であったことを述べた上で,ダルバール広場をはじめカトマンズ市内を視察し,早期震災復興の重要性を再認識した旨述べました。
2 これに対し,タパ前大臣から,両国60周年という重要な機会を捉え,ハイレベルの要人往来など二国間交流を促進していきたい旨述べるとともに,これまでの日本政府及び国民からのネパール震災復興支援に対する謝意が表明されました。
3 岸副大臣から,震災国である日本とネパール両国の知見を共有しつつ,震災からの復興に向けて協力していくとともに,日本として,ネパールにおけるインフラ開発を継続して支援していく考えを表明しました。
4 岸副大臣とタパ前大臣は,両国間における人的交流を含めた日本とネパール間の更なる関係強化について意見交換を行いました。