報道発表

北朝鮮による弾道ミサイル発射への対応

平成28年6月22日

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  1.  本22日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受け,外務省においては,岸田文雄外務大臣の指示に基づき,北朝鮮に対し2度にわたり直ちに抗議を行いました。
     さらに,岸田大臣の指示に基づき,北京で開催中の「北東アジア協力対話(NEACD)」の場を通じて,改めて北朝鮮に対し厳重に抗議を行ったほか,同盟国たる米国や韓国を始めとする関係国と意見交換を行い,緊密な連携を確認したところ,概要は以下のとおりです。

    1 本日の北朝鮮による弾道ミサイル発射は,我が国を含む地域及び国際社会の平和と安全を損なう安全保障上の挑発行為です。また,安保理決議第2270号(PDF)別ウィンドウで開くをはじめとする一連の国連安保理決議及び日朝平壌宣言に違反するとともに,六者会合共同声明の趣旨にも反するものであり,断じて容認できません。

    2 このような立場に基づき,本日,北東アジア協力対話に参加するために中国訪問中の金杉憲治アジア大洋州局長は,同対話に参加している米国,韓国,中国及びロシアの六者会合の首席代表等の政府関係者と個別に意見交換を行い,これら関係国の間で,国連安保理等の場を含め,緊密に連携していくことを確認しました。

    3 また,金杉局長は,北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務省米州局副局長とも接触し,本日の弾道ミサイル発射について厳重な抗議を行うとともに,核・ミサイル開発等の安全保障問題を取り上げ,日本側の考えを伝えました。さらに,ストックホルム合意に基づき,一日も早く全ての拉致被害者を帰国させるよう強く求めました。

    4 さらに,本日,原田親仁政府代表(日露関係担当大使)は,日露平和条約締結交渉のため訪日中のモルグロフ,イーゴリ・ウラジーミロヴィチ露外務次官(Mr. MORGULOV, Igor Vladimirovich, Deputy Minister of Foreign Affairs)との間で,本日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について意見交換を行い,国連安保理等の場を含め,緊密に連携していくことを確認しました。

    5 これらに加え,日本は,国連安全保障理事会のメンバーとして,国連安全保障理事会において力強いメッセージを発すべく,米国や韓国との間で緊密に連携しているところです。

    (参考1)金杉アジア大洋州局長が意見交換を行った各国政府関係者

    米国ソン・キム国務省北朝鮮政策担当特別代表
    (Ambassador Sung Kim,Special Representative for North Korea Policy)
    韓国金健(キム・ゴン)外交部北核外交企画団長
    中国武大偉(ぶ・だいい)外交部朝鮮半島事務特別代表
    ロシアオレグ・ダヴィドフ北朝鮮問題担当大使
    (Ambassador. Oleg V. DAVYDOV Ambassador-at-Large Ministry of Foreign Affairs Moscow, Russia)

    (参考2)北東アジア協力対話(NEACD:Northeast Asia Cooperation Dialogue)
     北東アジア協力対話は,米国カリフォルニア州立大学サンディエゴ校世界紛争・協力センターが開催しているシンポジウム。


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