報道発表

エジプトに対する円借款「ボルグ・エル・アラブ国際空港拡張計画」,
「配電システム高度化計画」及び「ハルガダ太陽光発電計画」に関する書簡の交換

平成28年2月29日

  1. 1 本29日,東京において,我が方香川剛廣駐エジプト大使とサハル・ナスル国際協力大臣(H.E. Dr. Sahar Nasr, Minister of International Cooperation)との間で,安倍晋三内閣総理大臣とエルシーシ大統領(H. E. Mr. Abdel-Fattah El-SISI, President of the Arab Republic of Egypt)の立ち会いの下,総額541億7,600万円を限度とする3つの円借款に関する書簡の交換が行われました。
     これらの案件のうち,「ボルグ・エル・アラブ国際空港拡張計画」と「配電システム高度化計画」は,2015年1月の安倍総理大臣のエジプト訪問時にエルシーシ大統領との日・エジプト共同声明で表明した,総額約430億円の新規円借款案件です。
     また,「ハルガダ太陽光発電計画」は,2015年11月にサーメハ・シュクリ外務大臣(His Excellency Mr.Sameh Shoukry, Foreign Minister of the Arab Republic of Egypt)訪日時に岸田外務大臣から表明したものです。

    2   対象案件の概要

    (1)ボルグ・エル・アラブ国際空港拡張計画(供与限度額:182億円)案件位置図(PDF)別ウィンドウで開く
     エジプト第2の都市アレキサンドリア市近郊のボルグ・エル・アラブ国際空港の旅客ターミナル及び周辺施設を拡張・整備することにより,同空港の旅客対応能力を強化し,急増する航空需要への適切な対応を行い,もってナイルデルタ地域の航空輸送に係る利便性・安全性の向上を図り,持続的成長に寄与することを目的とするものです。

    (2)配電システム高度化計画(供与限度額:247億6,200万円)案件位置図(PDF)別ウィンドウで開く
     アレキサンドリア,北カイロ及び北デルタ配電公社管轄地域において,配電設備の更新・新設を行い,配電ロスの削減及び電力供給の効率性・信頼性向上を図り,もって経済発展の促進及び気候変動の緩和に寄与することを目的とするものです。

    (3)ハルガダ太陽光発電計画(供与限度額:112億1,400万円)案件位置図(PDF)別ウィンドウで開く
     紅海沿岸のハルガダ市から北西 15 kmにあるハルガダ風力発電所において,20MWの太陽光発電所及び関連施設を整備することにより,電力供給の増加,系統電圧の安定化及び再生可能エネルギーの利用促進を図り,もって同国の持続的成長と雇用創出の実現及び気候変動の緩和に寄与するものです。

    3 供与条件

    (1)ボルグ・エル・アラブ国際空港拡張計画

     金利0.1%(コンサルティング・サービスは0.01%)
     償還期間40年(10年の据置期間を含む)
     調達条件日本タイド

    (2)配電システム高度化計画

     金利0.3%(コンサルティング・サービスは0.01%)
     償還期間40年(10年の据置期間を含む)
     調達条件アンタイド

    (3)ハルガダ太陽光発電計画

     金利0.1%(コンサルティング・サービスは0.01%)
     償還期間40年(10年の据置期間を含む)
     調達条件日本タイド

    (参考)エジプト・アラブ共和国基礎データ
     エジプト・アラブ共和国はアフリカ大陸北部に位置し,面積約100万平方キロメートル(日本の約2.6倍)を有し,人口8,600万人(エジプト中央動員統計局,2014年),1人当たり国民総所得(GNI)は約3,050ドル(世界銀行,2014年)の国


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