報道発表

バイーディネジャード・イラン外務省国際政治局長による木原外務副大臣表敬

平成28年2月15日
バイーディネジャード・イラン外務省国際政治局長による木原外務副大臣表敬1
バイーディネジャード・イラン外務省国際政治局長による木原外務副大臣表敬2

 本15日午後3時から約30分間,木原誠二外務副大臣は日・イラン軍縮・不拡散協議のため訪日中のバイーディネジャード・イラン外務省国際政治局長(Mr. Hamid Baeidinejad, Director General of International Political and Security Affairs Department, Ministry of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Iran)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,木原副大臣から,本年1月に,イランの核問題に関する最終合意(包括的共同作業計画:JCPOA)が「履行の日」に至ったことを歓迎する旨述べるとともに,最終合意が継続的に遵守されることが重要であり,日本としても,昨年10月の日・イラン外相会談で一致したとおり,原子力安全などの分野において,最終合意の履行に積極的に協力していく旨述べました。さらに,木原副大臣から,北朝鮮が1月の核実験に引き続き,弾道ミサイルの発射を強行したことは断じて容認できず,国際社会が連携して断固とした対応をとる必要がある旨述べました。

2 これに対し,バイーディネジャード局長から,軍縮・不拡散や原子力を含む様々な分野における協力の促進について期待が表明されました。また,同局長から,核兵器不拡散条約(NPT)体制の強化及び核なき世界の実現は日本とイランの共通の目標であり,これらを実現するために国際社会で協力を進めるとともに,日・イラン両国で協力を行っていきたい旨述べました。


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