報道発表

笹川陽平日本政府代表のミャンマー訪問

平成27年11月20日

英語版 (English)

  1.  11月19日から本20日まで,笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表がミャンマーを訪問し,テイン・セイン大統領(H.E. Mr. Thein Sein, President of Republic of the Union of Myanmar),ティン・ウー国民民主連盟(NLD)最高顧問(Mr. Tin Oo, Patron of the National League for Democracy),ティン・エー連邦選挙管理委員長(Mr. Tin Aye, Chairman of the Union Election Commission),アウン・ミン大統領府付大臣(Mr. Aung Min, Minister for President Office 4)とそれぞれ面会したところ,概要以下のとおりです。

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    (1)笹川政府代表からティン・ウー国民民主連盟(NLD)最高顧問に対し,安倍晋三内閣総理大臣発アウン・サン・スー・チーNLD議長(Ms. Aung San Suu Kyi, Chairperson of the National League for Democracy)宛の以下のメッセージを伝達しました。

    (ア)アウン・サン・スー・チー議長の指導力の下でNLDが勝利したことに心からお祝い申し上げる。日本は,貴議長と協力しつつ,ミャンマーの民主化と発展のため官民を挙げて全面的に協力していく。

    (イ)NLDと日本の関係者との間で,ミャンマーの民主化と発展,日・ミャンマー関係の強化に向けて意見交換を行うべく,アウン・サン・スー・チー議長の早期訪日の実現を期待。近いうちに日本でお目にかかることを楽しみにしている。

    (2)これに対し,ティン・ウーNLD最高顧問からは,ミャンマーの発展のため官民挙げて協力していくという安倍総理大臣のメッセージを聞いて嬉しく力強く思う,メッセージは確実にアウン・サン・スー・チー議長に伝えるとした上で,NLDとして,日本のこれまでの支援に感謝しており,今後さらにミャンマーの国造りに支援をお願いしたい,日本企業の進出も歓迎する旨の説明がありました。

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    (1)笹川政府代表から,テイン・セイン大統領に対し,今回の総選挙の成功は貴大統領の指導により政治改革が大きな成功を上げたことの証左であり,これまで貴大統領が発揮してこられた諸改革に向けた指導力に敬意を表する旨述べました。

    (2)これに対し,テイン・セイン大統領からは,総選挙の結果を尊重し,最良の結果となるよう政権委譲に取り組んでいく,現政権の残り任期においても少数民族との和平にも引き続き取り組んでいく,経済発展と国内和平に対する日本の支援に感謝しており,安倍総理によろしくお伝え願いたいとの発言がありました。

    3 笹川政府代表はこのほか,ティン・エー連邦選挙管理委員長,アウン・ミン大統領府付大臣とも面会し,総選挙の結果を受けた今後の政治情勢について意見交換を行いました。

    (参考1)笹川政府代表の訪問日程

    19日(木曜日) ミャンマー着
     テイン・セイン大統領,ティン・エー選挙管理委員長と面会(ネーピードー)
    20日(金曜日) アウン・ミン大統領府付大臣と面会(ネーピードー)
     ティン・ウーNLD最高顧問と面会(ヤンゴン)
     ミャンマー発

    (参考2)総選挙の結果概要(11月20日)

    改選議席491議席のうち,最大野党・国民民主連盟(NLD)が全議席の6割弱(改選議席の8割弱)を獲得。

    国民民主連盟(NLD)390議席(過半数獲得)
    与党・連邦連帯発展党(USDP)42議席
    その他59議席

    今後,2016年1月下旬~2月上旬頃に議会が招集され,その後3月頃までに大統領選出,組閣が行われる見込み。

    (参考3)笹川陽平政府代表のミャンマーにおける活動

    1 笹川陽平氏は,日本財団会長として,ミャンマー少数民族居住地域における学校の整備,薬の支援,農業支援等に20年以上にわたり尽力。

    2 日本政府も,ミャンマーの改革進展には国民和解が不可欠との観点から,地域開発と平和の定着を促進し,ミャンマーの安定と持続的発展に貢献するため,少数民族地域に対する支援を積極的に実施。

    3 2013年2月,長年にわたりミャンマーの少数民族支援に取り組んできた笹川陽平日本財団会長をミャンマー国民和解担当日本政府代表に任命し,国際協調主義に基づく積極的平和主義の下,同政府代表とともに国内和平に向けたプロセスを当事者間の対話を促す等様々な形で支援。


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