
岸田外務大臣から笹川日本財団会長へのミャンマー国民和解担当日本政府代表の内閣辞令書交付
平成25年2月25日
本25日午前10時から、岸田文雄外務大臣は、笹川陽平日本財団会長へのミャンマー国民和解担当日本政府代表の内閣辞令書の交付を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田大臣から、笹川陽平会長に対し、ミャンマー国民和解日本政府代表の内閣辞令書の交付を行いました。続いて、岸田大臣から、日本財団が長年に亘る学校建設事業、置き薬事業、公務員研修事業等を通じて、ミャンマー政府、少数民族双方からの厚い信頼を得てきたと聞いており、ミャンマーの少数民族地域への支援を含むミャンマーの発展のため、一層の貢献をお願いしたい旨述べました。
- これに対し、笹川日本政府代表から、ミャンマーでは、約60年に亘り政府と少数民族武装勢力との和解が課題となっている中、同国の政府、少数民族、野党とも、国家としての統一を求める意識が共通している点に、少数民族問題の解決に向けた希望が見いだせる旨述べました。
- 岸田大臣と笹川日本政府代表は、ミャンマーの少数民族問題の解決に向け、連携を取りながら支援を進めていきたいとの認識で一致しました。
(参考)
2月19日、笹川日本財団会長を「ミャンマー国民和解に関し、関係国政府等と交渉するための日本政府代表」に任命することが閣議決定された。