報道発表

「原子力科学技術に関する研究、開発及び訓練のための地域協力」の海洋モニタリングに関するプロジェクト最終会合の開催

平成27年11月6日

1 11月11日から13日まで,原子力科学技術に関する研究,開発及び訓練のための地域協力(RCA)プロジェクト「福島第一原子力発電所から放出された放射性物質がアジア太平洋地域に与える影響に関する海洋ベンチマーク調査」の最終会合(主催:国際原子力機関(IAEA))が東京において開催されます。

2 この会合では,アジア太平洋諸国が福島第一原子力発電所から海に放出された放射性物質の影響を評価する技術を獲得することなどを目的として,2011年から実施されてきた同プロジェクトの成果の取りまとめに向けた議論が行われる予定です。
 この会合には,原子力規制委員会,外務省から関係者がそれぞれ出席しIAEA及びアジア太平洋地域の18か国の専門家が出席する予定です。

(参考)
1 RCA(Regional Cooperative Agreement for Research, Development and Training Related to Nuclear Science and Technology:「原子力科学技術に関する研究,開発及び訓練のための地域協力」)概要

RCAは,国際原子力機関(IAEA)の活動の一環として,アジア・太平洋地域の開発途上国を対象とした原子力科学技術に関する共同の研究,開発及び訓練の計画を,締約国内の機関を通じて,促進及び調整することを目的として創設された枠組みです。

2 「福島第一原子力発電所から放出された放射性物質がアジア太平洋地域に与える影響に関する海洋ベンチマーク調査」

(1)参加国:アジア太平洋諸国より,日本を含む22か国が参加。
(2)プロジェクトの期間:2011年8月から2015年11月まで
(3)プロジェクトの主な活動

  • 海洋モニタリングに関する講習・訓練
  • 参加国における海洋モニタリング

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