報道発表

日・スリランカ外相会談

平成27年6月19日

英語版 (English)

  1.  本19日午後6時40分から約1時間10分間,岸田文雄外務大臣は,外務省賓客として訪日中のマンガラ・サマラウィーラ・スリランカ民主社会主義共和国外務大臣(Hon. Mangala Samaraweera, Minister of Foreign Affairs of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)と外相会談を行いました。会談の概要は以下のとおりです。また,外相会談に先立ち,円借款「全国送配電網整備・効率化計画」(249億3,000万円)及び無償資金協力(5億円)の署名式が両外務大臣の間で行われました。
     なお,今次外相会談は,本年1月のシリセーナ政権誕生後,初めての日・スリランカ外相会談となりました。

    1 冒頭
     冒頭,岸田大臣から,サマラウィーラ外務大臣の訪日を歓迎するとともに,スリランカ新政権との戦略的な協力関係を構築したい旨述べました。これに対し,サマラウィーラ外務大臣から,両国の友好関係を一層強化すべく岸田大臣と緊密に協力していきたい旨述べました。

    2 海洋国家間の新たなパートナーシップ

    (1)海洋分野での協力
     両外相は,日本とスリランカは,アジアの海洋国家同士の関係であり,海洋分野での協力を強化すべく,年内の海洋協議の開催及び海上保安当局の能力向上ならびに防衛当局間の協力を推進することで一致しました。

    (2)日本の安全保障政策
     岸田大臣から,日本の戦後70年の平和国家としての歩みは不変であるとしつつ,積極的平和主義に基づく日本の安全保障政策を説明したのに対し,サマラウィーラ外務大臣からは,日本の平和維持・貢献への積極的な取組への期待が示されました。

    (3)経済・経済協力
     岸田大臣から,インド洋経済圏の拠点スリランカとの経済関係を強化したい,また,同国の持続的成長に向け「質の高いインフラパートナーシップ」の下,各種インフラ整備に積極的に協力する旨述べました。これに対し,サマラウィーラ外務大臣からは,日本の投資拡大及びそのためにも第一回政府間経済協議の早期開催への期待が表明されました。

    3 平和構築
     サマラウィーラ外務大臣から,スリランカの国民和解実現に向けた取組につき紹介の上,日本の更なる支援への期待が示されました。これに対し,岸田大臣からは,日本はスリランカの友人として,今後とも同国の平和構築,国民和解の努力を後押しする考えであり,地方行政官の研修を始め北・東部の復興分野でも協力する旨述べました。

    4 地域情勢,国際場裡における協力
     両外相は,南シナ海情勢について意見交換を行うとともに,軍縮・不拡散を含む国際場裡における協力の一層の強化で一致しました。

        

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