報道発表
「国際セミナー:太平洋島嶼国におけるエネルギー安全保障」
~再生可能エネルギー利用の島嶼地域向けの最適化への日本の貢献~
の開催
平成27年6月8日
1 6月18日,外務省主催により,国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の協力を得て,「国際セミナー:太平洋島嶼国におけるエネルギー安全保障」を開催します。
2 再生可能エネルギーの普及・促進はエネルギー安全保障のみならず,気候変動対策,低炭素社会の実現,エネルギーアクセスの向上などの観点からますます重要となってきており,日本は,IRENA等とも連携しつつ,世界の再生可能エネルギーの普及・促進に向けた外交的取組を強化しています。
3 この一環として,2015年のIRENAの総会議長への日本就任,また本年5月の第7回大洋州・島サミット(PALM7)の開催の機会を捉えて,今般,太平洋島嶼国における再生可能エネルギーの導入促進に受けた国際セミナーを開催することになりました。
4 本セミナーには,IRENAや太平洋諸国共同体(SPC)から専門家を招へいし,太平洋島嶼国における再生可能エネルギーの現状と課題を共有します。また,我が国の政府機関,研究所,民間企業や在京大使館からも実務者・専門家を招き,日本の協力の可能性について議論する予定です。
(参考)国際再生可能エネルギー機関(IRENA)
再生可能エネルギー(太陽,風力,バイオマス,地熱,水力,海洋利用等)の普及・持続可能な利用の促進を目的とした機関。主な活動として,再生可能エネルギー利用の分析・把握・体系化,政策上の助言提供,加盟国の能力開発支援等。