報道発表
中山外務副大臣のサイバー空間に関するハーグ会議出席
平成27年4月14日
1 中山泰秀外務副大臣は,4月16日から17日まで,オランダのハーグで開催される「サイバー空間に関するハーグ会議」に出席するため,同地を訪問します。
2 この会議は,いわゆる「ロンドンプロセス」の一環であり,各国政府のみならず,国際・地域機関,NGO,民間企業等(マルチステークホルダー)がサイバー分野の様々な側面について議論を行う場として,これまでに,ロンドン会議,ブダペスト会議,ソウル会議が開催されてきました。
3 4回目となる今回のハーグ会議では,(1)喫緊の課題への実際的な対応,(2)キャパシティ・ビルディング支援と知見共有の促進,(3)責任ある行動のための規範の確立,を目標として議論が進められる予定です。
4 中山副大臣は,日本政府を代表して,サイバー分野における我が国の外交政策について発言を行う他,出席する各国の要人等と個別の会談を行う予定です。
【参考1】中山副大臣の日程概要
4月 | 15日 | 羽田発 |
ハーグ着 | ||
16日 | サイバー空間に関するハーグ会議出席 | |
17日 | ハーグ発 | |
18日 | 羽田着 |
【参考2】「ロンドンプロセス」の概要
1 | ロンドン会議 | (2011年) | : | 60か国,約700名が参加。山根副大臣が出席。 |
2 | ブダペスト会議 | (2012年) | : | 60か国,約600名が参加。サイバー担当大使が出席。 |
3 | ソウル会議 | (2013年) | : | 87か国,約1600名が参加。三ツ矢副大臣が出席。 |
4 | ハーグ会議 | (2015年) | : | 約100か国,約1600名が参加予定。中山副大臣が出席予定。 |
(注)日本政府からは,内閣官房情報セキュリティーセンター(NISC),警察庁,総務省,経産省,防衛省等の関係者が出席。