報道発表
薗浦外務大臣政務官とアンサーリー・イラク地方自治・公共事業大臣との会談
平成27年3月19日
本19日午前10時45分から約30分間,薗浦健太郎外務大臣政務官は,アウドゥルカリーム・ユーニス・アル・アンサーリー・イラク地方自治・公共事業大臣(H.E.Abdul Kareem Yunis Al-Ansari, Minister of Municipalities and Public Works)との会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,薗浦政務官から,先月のバグダッド及びバスラ訪問並びに先日のエルビル訪問について紹介した上で,現政権が一丸となってISIL対策及び国民融和に向けて努力していることを日本政府として高く評価し,日本が行っている人道支援,非軍事的分野での支援は今後も不変である旨を述べました。また,先般の邦人殺害テロ事件に対するイラク政府からの強い連帯の意に対して感謝する旨発言しました。これに対し,アンサーリー大臣から,先般の薗浦政務官のイラク訪問は,日・イラクの二国間関係の更なる発展を示すものであり,今後も日本政府による支援の継続を期待する旨述べました。
2 アンサーリー大臣は,昨18日に発生したチュニジアにおける銃撃テロ事件の邦人被害に対して哀悼の意を表明しました。これに対し,薗浦政務官からアンサーリー大臣の温かいメッセージに感謝する旨述べました。