報道発表
日ラオス外交関係樹立60周年記念夕食会の開催(結果)

1 本5日夜,日ラオス外交関係樹立60周年記念夕食会が,秋篠宮同妃両殿下の御臨席の下,公式実務訪問賓客として来日中のトンシン・タンマヴォン・ラオス人民民主共和国首相(H.E. Mr. Thongsing Thammavong, Prime Minister of the Lao People's Democratic Republic)一行も参加して,在京ラオス大使館において開催されました。
2 この夕食会には,日本側から河村建夫(かわむらたけお)日ラオス友好議連会長,土屋品子同議連幹事長,門川大作京都市長,アジアの障害者活動を支援する会の八代英太顧問ほかが,ラオス側からソムディ計画投資大臣,ケンマニー商工業大臣,アルンケオ外務副大臣ほかが参加しました。
3 冒頭,ケントン・ヌアンタシン駐日ラオス大使から,日ラオス外交関係樹立60周年記念夕食会を開催できて光栄,過去60年間のラオスの経済発展に対する日本からの支援に感謝している,両国は政治面でも国連,ASEAN,メコン等の枠組を通じ協力してきており,ハイレベルの要人往来も頻繁に行われていると述べました。また,60周年のロゴマークに用いられている桜と象は,それぞれ日本とラオスの象徴であり,両国関係の歴史的瞬間を彩るものとしてふさわしいものである,両国の友好関係の更なる発展を祈念していると述べました。
4 中根一幸外務大臣政務官から,日本ラオス外交関係樹立60周年記念夕食会が盛大に開催されたことに祝意を表しました。また,本年1月の自身のラオス訪問の様子にも触れつつ,両国の友好関係の明るい将来を確信していると述べました。また,トンシン首相の故郷フアパン県における約300本の桜の植樹や,京都市動物園へのラオスからの子ゾウ4頭の寄贈など60周年を記念する交流行事が多数実施されていることに言及し,関係者の尽力に対する謝意及びトンシン首相訪日の成功を記念している旨述べました。
5 大変なごやかな雰囲気の中,参加者の間で両国の幅広い分野における交流につき懇談が行われました。