報道発表

宇都外務大臣政務官のスイス・チュニジア・セネガル訪問

平成27年3月2日

1 本2日から8日まで,宇都隆史外務大臣政務官は,スイス(ジュネーブ),チュニジア(チュニス),セネガル(ダカール)を訪問します。

2 宇都政務官は,ジュネーブでは,3月2日に第28回国連人権理事会ハイレベル会合に出席し,我が国の人権外交に関するステートメントを行うほか,国連関係者及び各国ハイレベルの出席者等との間で会談を行う予定です。また,3日に,ジュネーブ軍縮会議に出席し,我が国の軍縮外交に関するステートメントを行う予定です。

3 チュニスでは,2月に誕生した新政権の政府要人に対して,一連の政治プロセスの完了及び国内改革の進展に対して祝意を伝えるとともに,安保理改革を始め,二国間及び多国間の枠組で一層緊密に協力できる関係構築を目指し意見交換を行う予定です。

4 ダカールでは,西アフリカの主要国の一つであるセネガルとの二国間関係及び安保理改革を始めとした国際場裡における協力関係を強化するため,政府要人と会談を行う予定です。

(参考)

1 第28回国連人権理事会は,3月2日から27日まで国連欧州本部において開催され,会期冒頭の5日間に各国閣僚レベル等がステートメントを行うハイレベル会合が開催される。

2 ジュネーブ軍縮会議(CD)では,現在2015年会期第1部(1月19日から3月27日)が開会中。CDは唯一の多国間軍縮交渉機関であり,現在の加盟国数は65か国。

3 2010年末に始まる中東・北アフリカ諸国における政変の発端となったチュニジアは,20年以上続いたベン・アリ大統領が失脚した後,国民対話を通じて着実に改革を推進。2014年の新憲法の制定,総選挙及び大統領選挙の実施を経て,本年2月にエシード新首相が率いる内閣が発足。政変から4年の歳月を経て政治プロセスが完了した。

4 セネガル共和国は,1960年の独立以降,内戦,クーデター等を一度も経験していない西アフリカの安定した民主主義国。新興国入りを目指し,積極的な経済振興策を講じている他,国連PKO派遣等を通じて地域の安定にも貢献している。

5 宇都政務官の出張日程

3月2日 羽田発
 ジュネーブ着
3日 ジュネーブ発
 チュニス着
5日 チュニス発
6日 ダカール着
 ダカール発
8日 羽田着

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