報道発表
長崎大学等主催「北東アジアの非核化と世界の非核化」ワークショップ出席有識者による中山外務副大臣表敬
平成26年9月16日


1 本16日午前,中山泰秀外務副大臣は,長崎大学及び同大学核兵器廃絶研究センター主催「北東アジアの非核化と世界の非核化-北東アジア非核兵器地帯への包括的アプローチ・ワークショップIII」(外務省後援)に出席した有識者の表敬を受けました。
2 冒頭,梅林長崎大学核兵器廃絶研究センター長から,ワークショップについて説明があり,これに引き続き,ハルペリン・オープンソサエティ上級顧問(元米国大統領特別補佐官)及びダナパラ・パグウォッシュ会議会長(元国連事務次長)他から,今回のワークショップで取り上げられた,北朝鮮の核問題の解決を含む北東アジア非核地帯への包括的なアプローチ構想について説明がありました。
3 これに対し,中山外務副大臣から,今回のワークショップにおける各有識者の長年の経験を踏まえた議論に敬意を表しつつ,我が国を取り巻く安全保障環境に言及の上,国際社会全体の核兵器の廃絶に向けて努力していくことが重要である旨述べました。また,この分野において,有識者の研究が深まり,成果が得られることを期待している旨述べました。
表敬の主な出席者
モートン・ハルペリン | オープンソサエティ上級顧問(元米国大統領特別補佐官) |
ジャヤンタ・ダナパラ | パグウォッシュ会議会長(元国連事務次長) |
ピーター・ヘイズ | ノーチラス研究所所長 |
ジャルガルサイハン・エンクサイハン | 元モンゴル国連常駐代表,現NGO理事 |
調 漸 | 長崎大学理事(研究・社会貢献担当)・副学長 |
梅林 宏道 | 長崎大学核兵器廃絶研究センター長他 |