報道発表

カズン国連世界食糧計画(WFP)事務局長による岸田外務大臣表敬

平成26年9月13日
国連世界食糧計画(WFP)事務局長1
国連世界食糧計画(WFP)事務局長2

 本13日,午後3時5分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,アーサリン・カズン国連世界食糧計画(WFP)事務局長(Ms. Ertharin Cousin, Executive Director, World Food Programme)の表敬を受けました。概要は以下のとおりです。

1 冒頭,岸田外務大臣から,「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW!Tokyo 2014)」の議論への積極的な貢献への謝意を伝えるとともに,シリア,イラク,南スーダンにおいて深刻な人道危機が継続していること,また,西アフリカにおけるエボラ出血熱の影響で多くの人々が食糧不足に陥っていることを懸念しており,これらの地域においてWFPが最前線で活動していることを評価する旨述べました。

2 これに対して,カズン事務局長から,WAW!Tokyo 2014の開催への祝意を述べるとともに,日本のWFPへの支援に対する謝意を述べました。さらに,エボラ出血熱に関連した支援活動を含め,中東・アフリカ地域において人道ニーズが急増していることに触れつつ,日本からの継続的な支援への期待が示されました。

3 また,両者は,第3回国連防災世界会議に向けた協力,邦人職員の活躍等,日本とWFPの協力につき意見交換を行い,今後も緊密に連携していくことで一致しました。


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