報道発表

岸田外務大臣とジム・ヨン・キム世界銀行総裁の会談

平成26年7月10日

 本10日午後5時30分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,来日中のジム・ヨン・キム世界銀行総裁(H.E. Dr. Jim Yong Kim, President of the World Bank)と会談を行いました。概要は以下のとおりです。

1 冒頭,岸田外務大臣から,昨年6月と12月に続く来日を歓迎し,国際開発協会(IDA)第17次増資の成功に対し謝意を伝えると共に,日本の貢献が有意義に活用されることを期待する旨述べました。また,岸田外務大臣から,ポスト2015年開発アジェンダを巡る国際的な議論を睨みつつ,引き続き世銀との協力を強化していきたい旨述べました。

2 これに対して,キム世界銀行総裁から,IDA第17次増資に関する日本の貢献に対して感謝が述べられました。

3 さらにポスト2015年開発アジェンダ策定について意見交換が行われ,岸田外務大臣から,日本は,人間の安全保障の考え方を基盤として,特に,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジと(UHC)と防災を重視しており,ポスト2015年開発アジェンダにこれらを盛り込みたいと考えており,キム世界銀行総裁とは議論を通じて連携を含めていきたいと述べました。

4 キム世界銀行総裁からも,UHCと防災の分野については,国際協力機構(JICA)とも連携していきたい旨述べました。


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