岸田外務大臣
岸田外務大臣とキム世界銀行総裁の会談
平成25年6月2日
本2日午後5時40分から約15分間、岸田文雄外務大臣は、来日中のジム・ヨン・キム世界銀行総裁(Dr. Jim Yong Kim, President of the World Bank)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1.冒頭、岸田大臣から、TICAD共催者である世銀の尽力に感謝するとともに、我が国の大切な開発のパートナーである世銀との間でポスト2015年開発目標や防災などの課題について一層協力を進めたいと述べました。
2.これに対し、キム総裁は、TICADの大成功に祝意を表しつつ、日本の皆様のアフリカを受け入れる姿勢に感銘したと述べた上で、次回以降のTICADも日本で開催することへの期待を述べました。また、特に保健、防災といった重要な課題について日本との協力を今後も強化したいと述べました。
3.岸田大臣より、我が国として今般、国際保健外交戦略を発表したことを説明し、キム総裁のリーダーシップのもと世銀との一層の連携を期待する旨述べました。また、世銀が東京に設置した防災ハブなどの取組を歓迎しつつ、2015年に仙台市で開催する第3回国連防災世界会議をはじめ防災の主流化に向けて協力を進めていきたいと述べました。