報道発表

米国JET記念高校生訪日研修の実施

平成26年7月4日

1 7月9日から23日まで,日本語を学習する米国人高校生32名が,独立行政法人国際交流基金(Japan Foundation)の米国JET記念高校生訪日研修により来日します。

2 この事業は,JETプログラムで来日中に東日本大震災で不幸にして犠牲となられた米国人青年2名(モンゴメリー・ディクソンさん(Mr. Montgomery Dickson)及びテイラー・アンダーソンさん(Ms. Taylor Anderson))の業績を讃え,将来の日米の架け橋となる米国人高校生を米国内で募集・選考し,日本語・日本文化への理解を深めるための研修を日本にて実施するものです。この事業は,2011年度に開始され,2015年度まで実施を予定しており,今年は4回目の実施となります。

3 来日する高校生32名は,国際交流基金関西国際センターで日本語会話講座や日本文化体験を受講するほか,東北・大阪の高校生やJET関係者との交流,犠牲となられた2名が勤務していた陸前高田市及び石巻市への訪問等を行う予定です。

4 この事業の実施を通じて,次世代の日米交流を担う青少年の交流や対日理解が増進されるとともに,被招へい者が震災後の我が国の状況を正確に理解することを通じて,我が国の復興状況や安全性等について広範な情報発信が行われることが期待されます。


報道発表へ戻る