報道発表
グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長の来日
1 4月6日から10日まで,アンヘル・グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長(Mr. Ángel Gurría, OECD Secretary General)が来日します。
2 グリア事務総長は,滞在中,関係閣僚等との会談を行う他, OECD日本加盟50周年記念シンポジウム(-アジアとともに,半世紀後の未来に向けて-)に出席する予定です。7日には,福島県を訪問し,復興状況の視察や,OECDが震災支援の一環として実施している「OECD東北スクール」の生徒たちとの懇談を予定しています。
3 8日には,本年のOECD閣僚理事会(5月6日-7日,於:パリ)の議長国を日本が務めることを受けて,議長国政府,OECD事務局,経済産業諮問委員会(BIAC)及び労働組合諮問委員会(TUAC)との4者協議が開催されます。
4 グリア事務総長の来日により,日本が加盟50周年を迎える日・OECD関係が一層強化されることが期待されます。
(参考1)OECD日本加盟50周年記念シンポジウム
(1)概要
グリアOECD事務総長の来日にあわせ,4月9日に日経ホールにて開催(外務省,日本経済研究センター,OECD共催。日経新聞後援)。
(2)テーマ(3部構成)
(ア)50年後の世界 –今求められているものは何か
(モデレーター:岩田一政日本経済研究センター理事長)
(イ)成長センターとしての東南アジアにおけるOECDの役割
(モデレーター:白石隆政策研究大学院大学学長)
(ウ)2014年閣僚理事会議長国としての日本の役割
(モデレーター:野上義二日本国際問題研究所理事長)
(参考2)議長国政府,OECD事務局,経済産業諮問委員会(BIAC),労働組合諮問委員会(TUAC)との4者協議
(1)閣僚理事会に経済界及び労働界の意見を反映させるべく,例年閣僚理事会議長国において,議長国政府,OECD事務局,BIAC及びTUACの四者の間で協議の機会が設けられる。
(2)今年は,「レジリエント(しなやかで強靱)な経済と包摂的な社会」及び開発(東南アジアとの関係強化を含む),貿易(グローバル・バリュー・チェーン)に焦点を当て,自由討論が行われる。
(参考3)グリアOECD事務総長の来日
<最近の来日例>
2009年 | 11月 | 鳩山総理(当時)はじめ関係閣僚他と会談 |
2011年 | 4月 | 菅総理(当時)はじめ関係閣僚他と会談 |
2012年 | 4月 | 野田総理(当時)はじめ関係閣僚他と会談 |
10月 | IMF・世銀東京総会 | |
2013年 | 4月 | 安倍総理はじめ関係閣僚他と会談,OECD対日経済審査報告書の発表 |