報道発表
人道支援・災害救援に関する日NATO共同研究会第3回会合の開催(概要)
平成26年1月22日
1 1月21日,ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部において外務省及び防衛省は,NATOと人道支援・災害救援(HA/DR)に関する共同研究会第3回会合を開催しました。
2 この共同研究会は,2013年4月にアナス・フォー・ラスムセンNATO事務総長が訪日した際,安倍晋三内閣総理大臣との間で署名・発表した共同政治宣言に基づき,人道支援・災害救援分野における日NATO協力の可能性を探究するために立ち上げられました。
3 第3回会合においては,第1回会合及び第2回会合の議論を踏まえたとりまとめを行い,今後の人道支援・災害救援分野における日NATO間の実務的協力の進め方につき議論しました。
4 日本側は,丸山則夫外務省欧州局参事官が代表団長として参加しました。NATO側はフランセスカ・ターディオリ大使(作戦局事務総長補代理)が代表団長として参加しました。
(参考)
NATOは,加盟国の集団防衛を目的として1949年に12か国で設立,北米及び欧州28か国が加盟。加えて,NATOには41か国のパートナー国が存在。日本は,アフガニスタン,豪州,イラク,モンゴル,NZ,パキスタン,韓国と共にNATOが対話等の協力を推進する「世界におけるパートナー」(Partners across the globe)の一員。