報道発表

日・ニュージーランド外相会談

平成25年11月2日

  1.  本2日午後4時30分から約1時間,岸田文雄外務大臣は,来日したマレー・マカリー・ニュージーランド外務大臣(Hon. Murray McCully, Minister of Foreign Affairs of New Zealand)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。両外相は,会談を受けて,「太平洋島嶼地域における協力に関する共同プレスリリース(仮訳(PDF)PDF英文(PDF)PDF」を発出しました。 会談は,両大臣が,本日秩父宮ラグビー場で行われたラグビー日本代表対ニュージーランド代表戦を共に観戦した後に行われました。

    1 冒頭

     岸田大臣より,マカリー大臣の来日を歓迎すると共に,マカリー大臣とラグビー日本代表対ニュージーランド代表「オール・ブラックス」(All Blacks)の試合を共に観戦できたことは喜ばしい,先月のブルネイでの両国首脳の会談も含め,本年は両国間の要人往来が活発であったことは喜ばしく,今後も様々なレベルで交流を強化したいと述べました。これに対し,マカリー外相から,岸田大臣と共にラグビー観戦を行えたことに感謝したい,今後日本が主催する2019年のラグビーW杯及び2020年の東京オリンピック・パラリンピックの成功のために,ニュージーランドとして最大限支援したい旨述べました。

    2 二国間関係

    (1)日・ニュージーランド二国間関係
     岸田大臣より,日本は基本的価値を共有するニュージーランドを重視しており,本年6月の岸田大臣のニュージーランド訪問時に発出した「オークランド声明」を踏まえ,「戦略的協力パートナー」として,二国間のみならず,地域や国際場裡でも協力を深めたい旨述べ,マカリー大臣もこれに賛意を表しました。

    (2)経済・貿易関係(含む経済連携)
     岸田大臣より,日本は,先月バリで開催された環太平洋パートナーシップ協定(TPP)首脳会議におけるキー首相の議長としての采配振りを評価しており,今後も,交渉のキープレーヤーの一国であるニュージーランドと連携していきたいと述べたのに対し,マカリー外相から,両国間で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

    (3)太平洋島嶼地域での協力
     岸田大臣より,先月末に行われた太平洋・島サミット第2回中間閣僚会合へのニュージーランドの協力に対する謝意を伝達すると共に,2015年に福島県いわき市で開催予定の第7回太平洋・島サミット(PALM7)へ向けて協力していきたい,本日両国間で,「太平洋島嶼地域における協力に関する共同プレスリリース」を発出できることは有意義であり,防災・気候変動等の分野で,両国間の援助協力が着実に進展していることは喜ばしい,今後も太平洋島嶼国が直面する諸課題,特に,津波被害防止や早期警戒システム等の分野でニュージーランドとの援助協調を強化したい旨述べ,マカリー外相から賛意が示されました。また,マカリー外相から,アジア太平洋地域における日本との協力を更に強化し,共に地域内でリーダーシップを発揮していきたい旨述べました。

    3 地域・国際場裡での協力

     岸田大臣から,先月国連総会第一委員会で発出された「核兵器の人道的結末に関する共同ステートメント」に関するニュージーランドの協力への謝意を述べつつ,「核兵器のない世界」という大きな目標の実現へ向けて引き続き協力したいと述べたのに対し,マカリー外相から賛意が表明されました。
     また,両外相は,地域情勢等について意見交換を行い,地域及び国際場裡において,引き続き緊密に協議・協力していくことで一致しました。とりわけ,北朝鮮の拉致問題について,先方より,我が国の立場への理解と支持が示されました。


このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る