岸田外務大臣

岸田外務大臣のニュージーランド訪問(概要と評価)

平成25年6月9日

  • マレー・マカリー外務大臣との共同記者会見
  • ジョン・キー首相への表敬
  • ティム・グローサー貿易大臣との会談
 
 6月8日(土曜日)及び9日(日曜日),岸田文雄外務大臣は,ニュージーランド(オークランド)公式訪問したところ,概要は以下のとおり。
 
1.訪問日程(6月9日)
 マレー・マカリー外務大臣との外相会談
 外相共同記者会見
 マレー・マカリー外務大臣とのワーキングランチ
 ジョン・キー首相への表敬
 ティム・グローサー貿易大臣との会談
 
2.全般的評価
  • 二国間関係を,地域の戦略認識とビジョンを共有する,「戦略的協力パートナーシップ」のレベルに引き上げることを確認し,「オークランド声明」を発出。
  • 地域の戦略的環境が変化する中,法の支配に基づく安定的な秩序作りに向けての協力を確認し,様々な分野での対話と連携の強化を確認。
  • 太平洋島しょ地域での連携強化を確認。
  • TPP交渉を通じて,アジア太平洋における包括的で質の高い経済ルール作りにおいて緊密な協力を確認。
  • 要人を含む人的交流や政策協議を通じ,親日的なNZを重視する姿勢を明確化。
3 主要行事の概要

(1)日ニュージーランド外相会談
 9日,オークランドにおいて,午前10時30分から約1時間にわたり日ニュージーランド外相会談が行われ,その後の共同記者会見で「オークランド声明」が発出し,引き続き12時30分から90分にわたりワーキングランチが行われた。
  • 岸田大臣から,今般の訪問を,地域の戦略認識とビジョンを共有し,両国関係を「戦略的協力パートナーシップ」のレベルに引き上げる契機としたい旨発言し,両外相はこの点につき一致した。
  • 岸田大臣から,2011年に発生したクライストチャーチ地震での邦人犠牲者ご家族の関心は,CTVビル倒壊の法的責任の追及であり,引き続き情報提供を求めた。また,両国の震災の経験を通じて,地域の安定に貢献するために防災・復興の分野や地熱発電の分野での協力深めていきたい旨発言し,マカリー外相から賛意を表明した。
  • 岸田大臣から,ニュージーランドはTPPの主要プレーヤーであり,是非とも交渉の中で連携していきたい旨発言。これに対して,マカリー外相から,賛意を表明した。
  • 岸田大臣から,核兵器の人道的影響に関する共同ステートメントについても,我が方の立場を伝え,協力を申し入れました。これに対して,マカリー外相は賛意を表明した。
  • 岸田大臣から,太平洋島しょ地域の安定と繁栄という戦略的利益を共有,この地域の発展のためにも協力して取り組みたい旨発言し,両外相は一致した。
  • 両外相は,地域情勢及び国際情勢についても意見交換が行われ,戦略的認識を共有するとともに,連携を確認しました。また,両外相は,要人を含む人的交流やスポーツ交流における協力の強化につき一致した。
(2)ジョン・キー首相表敬
 キー首相表敬は9日午後14時30分から約30分間行われた。岸田大臣から,両国は,基本的価値を共有する重要なパートナーであり,これまでに広く,深みのある,非常に良好な関係を構築しており,今後とも,二国間で様々なレベルで頻繁に訪問や接触が行われる用に努めたい旨述べ、キー首相から賛意を表明した。岸田大臣とキー首相はアジア太平洋地域情勢等についても意見交換を行いました。
 
(3)ティム・グローサー貿易・気候変動問題担当大臣との会談
 グローサー貿易大臣との会談は9日午後15時30分から約45分間行われた。岸田大臣から,ニュージーランドはTPPのキープレーヤであり,是非とも交渉の中で連携していきたい旨述べた。これに対して,グローサー大臣から,両国が連携していくことについて賛同が表明された。岸田大臣とグローサー貿易・気候変動問題担当大臣は,気候変動にかかる諸問題についても意見交換を行いました。

4.オークランド声明( 骨子(PDF)PDF仮訳(PDF)PDF英文(PDF)PDF )

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