報道発表
エネルギー憲章会議第27回会合岸田外務大臣主催歓迎レセプション及び「国際エネルギー憲章」署名式の開催(結果)
平成28年11月25日
- 本25日,外務省飯倉公館において,日本が議長国を務めるエネルギー憲章会議第27回会合(11月25日から26日まで東京において開催)の岸田文雄外務大臣主催歓迎レセプションが開催され,同会合の閣僚級出席者22名及び在京大使ら50名をはじめ,各国政府,国際機関,民間企業関係者など約200名が参加しました。
- 冒頭,エネルギー憲章会議議長の岸田大臣の立ち会いの下,エネルギー憲章プロセスの近代化を支持する政治宣言である「国際エネルギー憲章」の署名式が行われました。イランからハミド・チットチアン・エネルギー大臣(H.E. Mr. Hamid Chitchian, Minister of Energy of the Islamic Republic of Iran),グアテマラからロドリゴ・エストゥアルド・フェルナンデス・オルドニェス・エネルギー・鉱山省次官(Mr. Rodrigo Estuardo Fernández Ordóñez, Vice Minister of Energy and Mines in charge of energy area of the Republic of Guatemala),イラクからイフサーン・アル・サーデ南部ガス公社総裁(Mr. Ihsan Al-Saade, President of South Gas Company of the Republic of Iraq),中部アフリカ諸国経済共同体(ECCAS)からアハマド・アッラームミ事務局長(Amb. Ahmand Allam-Mi, Secretary General of the Economic Community of Central African States (ECCAS)),G5サヘル常設事務局からナジム・エル・ハジ・モハメッド常駐代表(Mr. Najim El Hadj Mohamed, Permanent Secretary of the Group of Five for the Sahel (G5 Sahel))及び東アフリカ共同体(EAC)からクリストフ・バジヴァモ副事務局長(Hon. Christophe Bazivamo, Deputy Secretary General of the East African Community (EAC))の6者が署名し,同会議のオブザーバー資格を得ました。
- 続いて,岸田大臣が歓迎及び乾杯の挨拶を行い,国際エネルギー協力推進の基盤としてエネルギー分野における法の支配の強化に貢献するエネルギー憲章条約の重要性が増す中,本年我が国が東アジア初の議長国としてエネルギー憲章会議を主催できることは喜ばしく,我が国として引き続きエネルギー憲章プロセスの近代化・国際化に貢献していきたい旨述べました。
- また,レセプションにおいて,岸田大臣は,ウルバン・ルスナック・エネルギー憲章事務局長(Dr. Urban Rusnák, Secretary General of the Energy Charter Secretariat)をはじめ参加者との間で,グローバルなエネルギー課題やエネルギー憲章の重要性などについて意見交換しました。