報道発表

Sport for Tomorrow(フィリピン・セーリング連盟コーチ及び選手の訪日)

平成27年8月14日
1 外務省は,平成27年度スポーツ外交推進事業の一環として、8月17日から8月24日まで、フィリピン共和国からセーリング連盟コーチ及び選手4名を招へいします。

2  一行は滞在期間中、公益財団法人日本セーリング連盟(JSAF)の協力により,海上トレーニングやJSAFナショナルチームによる講習会などに参加する予定です。また,22,23日には江の島で開催される「2015関東470選手権大会」に特別出場する予定です。

3 本事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環としてスポーツ指導者・選手の招へいを行い,スポーツ分野における国際協力と,国際交流の促進を図るものです。

4 今回の招へいにより,日・フィリピン間の友好関係の増進と共に,2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた,スポーツの価値とオリンピック・パラリンピック精神の普及が期待されます。

(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」
(1)2013年9月,IOC総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTの具体的な内容を発表した。
(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピックムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及び文科省)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。
(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。
 (ア)スポーツを通じた国際協力及び交流
 (イ)IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
 (ウ)国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援

 

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