報道発表
岩屋外務大臣とラッセル国連児童基金(ユニセフ)事務局長との会談
令和7年8月21日


8月21日、午後4時20分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、TICAD 9に参加するために訪日中のキャサリン・ラッセル国連児童基金(ユニセフ)事務局長(Ms. Catherine Russell, Executive Director, United Nations Children’s Fund)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、ラッセル事務局長の訪日を歓迎する旨述べ、国際情勢や自然災害の影響により、世界の子供たちが困難に直面する中、ユニセフの役割の重要性が一層高まっている旨指摘しつつ、人間の安全保障を推進するため、緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、ラッセル事務局長から、これまでの日本の支援につき謝意が表されるとともに、日本とユニセフの関係を一層強化していくことへの期待が表明されました。
- 岩屋大臣から、邦人職員への支援を求めるとともに、両者は更なる協力に向けて、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
(参考)国連児童基金(ユニセフ)
ユニセフは、子どものための活動(教育、保健、栄養、水と衛生、子どもの保護等)を専門とする唯一の国連の支援機関。ユニセフは、人道及び開発支援の双方にバランスよく軸を置く国際機関であり、我が国が推し進める「人間の安全保障」を現場レベルで実践している代表的な国際機関。また、その広範かつ包括的な活動を通じ、幅広い持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた人道及び開発支援を実施。