報道発表
第13回ODA評価ワークショップにおける濵地外務大臣政務官の開会挨拶
平成27年12月9日

本9日,濵地雅一外務大臣政務官は,東京で開催したODA評価ワークショップの開会セッションにおいて,日本政府を代表して挨拶を行いました。
- 濵地政務官は,同ワークショップ開会の挨拶で,2015年は国連総会の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の採択や開発協力大綱の閣議決定,2015年が国際評価年であることなどに鑑み,開発協力分野における評価の世界において,国際社会,日本にとっても節目となる年であった旨述べました。また,このワークショップでは,ODA評価に係る最新の取組や,2030年を目指した持続可能な開発目標達成に向けた評価,さらにアジア・大洋州諸国の関心が高い環境・気候変動などにつき議論が行われる予定であると述べました。
- 最後に,濵地政務官は,このワークショップを通して,アジア・大洋州諸国における評価の取組,さらには評価ネットワークの強化に寄与することを祈念して,挨拶を締めくくりました。
- (ワークショップ議題)
- 開発協力における評価のフィードバックメカニズム
- 評価能力の開発・向上と評価におけるオーナーシップ
- エビデンスに基づく政策策定のためのインパクト評価の活用
- 環境・気候変動プロジェクトの評価
- 持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた評価の新たな課題
(参考)
国際評価年:2015年に「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されることを踏まえ,国や地方など様々なレベルにおいて,評価及び根拠に基づいた政策作りを促進していくことを提唱するために,2013年9月に開かれた評価能力向上に関する国際会議において決定されたもの。2015年を通じて世界各地で評価に関するイベントが開催されている。なお,SDGsは2015年9月に「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に含まれる形で,国連において採択された。