報道発表

第13回国連犯罪防止刑事司法会議(コングレス)準備のためのカタール代表団による宇都外務大臣政務官表敬

平成26年10月21日
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 本21日午前8時20分から約30分間,宇都隆史外務大臣政務官は,第13回国連犯罪防止刑事司法会議(コングレス)に向けた日本側関係者との協議のために来日中のカタール代表団(団長:アブドラ・アルマル第13回コングレス準備委員会委員長兼首相・内務大臣法律顧問(Dr. Abdullah Al-Mall, President for the National Organizing Committee Preparatory for the 13th UN Congress, and legal advisor for the Prime Minister and the Minister of Interior))による表敬を受けました。

 表敬では,カタール代表団側より,来年4月にカタールで開催される予定の第13回コングレスの準備状況について説明しつつ,同会議に対する日本の支援及び協力の要請がありました。

 これに対し,宇都政務官より,カタールにおけるコングレスの開催を歓迎するとともに,国内及び国際社会における犯罪防止・刑事司法の強化のための日本の積極的な取組に触れ,日本としてコングレスの成功に向け,カタール及びコングレスの事務局である国連薬物犯罪事務所(UNODC)と緊密に協力していきたい旨述べました。

(参考)国連犯罪防止刑事司法会議(コングレス)の概要
 犯罪防止・刑事司法分野における国連最大の国際会議。1955年にジュネーブで第1回国連犯罪防止犯罪者処遇会議を開催。その後,5年ごとに開催。2005年の第11回会合で現在の名称へ変更。犯罪防止刑事司法委員会(通称「コミッション」)の諮問機関であり,ハイレベルの各国代表,UNODC等の国際機関,NGO関係者が参加し,犯罪防止刑事司法分野の対策や国際協力のあり方について検討。コングレスの報告書及び宣言は,コミッションに提出される。

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