報道発表

「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」及び「国立西洋美術館」(「ル・コルビュジエの建築作品」)の
世界文化遺産推薦に係る推薦書(暫定版)のユネスコへの提出

平成26年9月17日

 本17日,外務省において世界遺産条約関係省庁連絡会議を開催し,我が国として「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)に基づく「世界遺産一覧表」への記載に向け,「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(我が国推薦枠)及び「国立西洋美術館」(「ル・コルビュジエの建築作品」(仏の推薦枠)の構成資産の一つ)について,本年9月末までに推薦書(暫定版)を世界遺産条約の事務局であるユネスコ世界遺産センターへ提出することを決定しました。

(参考1)推薦書(暫定版)の提出

 毎年2月1日が締切りとされる世界遺産一覧表への正式な推薦にあたっては,「世界遺産条約履行のための作業指針」の規定により,前年9月末までに,推薦書(暫定版)を提出することにより,ユネスコからのコメント等を求めることができる。

(参考2)「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」及び「国立西洋美術館」(「ル・コルビュジエの建築作品」)推薦書提出に係る今後の予定

2014年9月末まで推薦書(暫定版)のユネスコ世界遺産センターへの提出
2015年2月1日まで世界遺産条約関係省庁連絡会議及び閣議了解を経て,推薦書(正式版)のユネスコ世界遺産センターへの提出
9月頃諮問機関(イコモス(国際記念物遺跡会議))による現地調査
2016年4月~5月イコモスによる評価結果及び勧告の通知
2016年6月第40回世界遺産委員会で世界遺産一覧表記載の可否を審議

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