
世界経済・金融危機に関する東アジア首脳会議(EAS)及びASEAN+3共同プレス声明の発出
平成21年6月3日
- 本3日(水曜日)、ASEANの議長国タイは、関係諸国の首脳の了解を得て、EAS及びASEAN+3首脳会議の名において、世界経済・金融危機に関する共同プレス声明(骨子)を発出しました。
- 本年4月のタイ・パタヤでの第4回EAS及び第12回ASEAN+3首脳会議が中止された後、次回首脳会議を本年10月にタイにて開催することが合意されました。しかしながら、EAS及びASEAN+3各国は、現下の危機に対し協力して取り組んでいくとのメッセージを早急に発出すべきとの点で一致し、今般、これらの声明が発出されました。
- 日本としては、アジア諸国が協力して現下の世界経済・金融危機をいち早く克服し、そして成長力そのものを中長期的視点から強化し、アジアが「開かれた成長センター」として世界経済に貢献することが期待されていると考えています。そのような考えから、タイによる今回の共同プレス声明の発表を歓迎します。
- また、日本としては、麻生総理が発表した最大2兆円規模のODAや貿易金融支援などあらゆる施策を通じ、アジア各国の取組を後押ししていきます。