外務大臣談話

令和元年8月2日

1 本2日,ドミトリー・アナトリエヴィチ・メドヴェージェフ・ロシア首相が択捉島を訪問したとの報に接しました。

2 このような訪問は北方領土に関する日本の一貫した立場と相容れず,また日本国民の感情を傷つけるものであり,極めて遺憾です。

3 戦後,ソ連/ロシアとの間では,70年以上を経た現在でも領土問題が未解決であり,精力的に平和条約交渉が行われています。そうした中,ロシアの首相が北方領土を訪問したことは,我が国として受け入れられず,日露関係に資するものでは到底ありません。

4 ロシア側には,平和条約締結問題を含め,今後の日露関係の前進のために建設的な対応を強く求めていきます。


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