アメリカ合衆国

平成29年7月5日

 本5日,午後9時45分頃(日本時間)から約30分間,岸田文雄外務大臣は,レックス・ティラソン米国国務長官(The Honorable Rex W.Tillerson, Secretary of State of the United States of America)と日米外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 両者は, 4日朝の北朝鮮の弾道ミサイル発射を含む北朝鮮による相次ぐ挑発行動は,状況を一層悪化させるものであり,断じて容認できないとの認識を共有した上,国際社会による北朝鮮に対する圧力を一段階引き上げる必要があること,北朝鮮に対し断固たる姿勢を示すことを確認しました。また,その際ティラソン長官から,日本の防衛に対する米国のコミットメントは揺るぎない旨述べました。

2 さらに,両者は,国際社会による北朝鮮に対する圧力の強化を主導すべく,国連の場を含めて,日米,日米韓で引き続き緊密に連携していくこと,中国やロシアが更なる役割を果たすよう,引き続き働きかけていくこと,より厳しい制裁措置を盛り込んだ決議の採択に向け,日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。


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