安倍総理大臣
エド・ロイス米下院外交委員長一行による安倍総理表敬
平成26年2月17日



本17日午後5時50分から約40分間、安倍晋三内閣総理大臣は、来日中のエド・ロイス米下院外交委員長一行による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです(米側同席者:ケネディ駐日米国大使ほか、日本側同席者:古屋拉致問題担当大臣、世耕官房副長官、長谷川総理大臣補佐官兼内閣広報官ほか。)。
- 安倍総理より、厳しさを増すアジア太平洋地域の安全保障環境の下、日米同盟の重要性がかつてなく高まっているところ、議員交流等を通じて一層日米関係を深めていきたい旨述べました。また、オバマ大統領の4月の訪日を楽しみにしており、この機会を通じて政治、経済、安全保障、文化、人的交流等幅広い分野において日米関係を一層強化したい旨述べました。さらに、ロイス委員長一行がブルーリボンを着用していることは、拉致被害者家族を勇気づけることであり、感謝する旨述べました。
- これに対し、ロイス委員長は、今般の超党派の議員団は、滞在中の各種懇談を通じて、日米同盟の重要性、安全保障、貿易、投資、TPP等について有意義な意見交換を行ったほか、長年関与している拉致問題に係る新しい展開を学ぶことができたとして、同日行われた拉致被害者家族との懇談について言及しました。ロイス委員長は特に、安倍総理が官房副長官在任当時から拉致問題に深く携わり、北朝鮮から5名の拉致被害者を日本に連れて帰った成果を覚えていること、明朝、国連北朝鮮人権調査委員会(COI)が報告書を公表予定であり、北朝鮮に拉致被害者を解放するよう更なる圧力をかけることになると思われ、必ず拉致被害者の帰国を実現するべく日米で協力したい旨述べました。
- このほか、両者は、日米安全保障、中国を含む地域情勢、日米経済関係、各議員の選挙区と日本との関係等、幅広い分野について意見交換を行いました。
(参考)今回表敬した米国議員
- ブラッド・シャーマン下院外交委員会テロ・不拡散・貿易小委員会
- スティーブ・シャーボット下院外交委員会アジア太平洋小委員長
- ジョー・ウィルソン下院軍事委員会人事小委員長
- マデリーン・ボルダリオ下院代議員軍事委員会委員
- ジョセフ・ケネディIII世下院外交委員
- ルーク・メッサー下院外交委員
- ランディ・ウェバー下院外交委員