カナダ

日加首脳会談

平成28年4月1日

英語版 (English)

 3月31日午後1時15分(日本時間では4月1日午前2時15分)から約70分間,核セキュリティ・サミット出席のため米国を訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ワシントンD.C.でトルドー・カナダ首相(The Right Honourable Justin Trudeau, Prime Minister of Canada)と日加首脳会談(ワーキング・ランチ)を行ったところ,その概要は以下のとおりです。

1 冒頭発言

(1)安倍総理から,昨年11月以来の再会を歓迎しつつ,本年5月の伊勢志摩サミットにトルドー首相御夫妻をお迎えすることを楽しみにしている旨述べた上で,ブリュッセルの爆弾テロ事件を非難するとともに,日本はG7議長国としてカナダを含む国際社会と連携し,テロ対策に積極的に取り組む旨,また,現下の最大の課題は世界経済であり,G7が世界経済の持続的かつ力強い成長を牽引しなければならない,G7には強いコミットメントと政策協調が求められており,伊勢志摩サミットでは明確なメッセージを世界に向けて発信したい,カナダともよく連携していきたい旨述べました。

(2) これに対し,トルドー首相から,テロ対策において主要国は連携して取り組む必要がある,5月の伊勢志摩サミットに夫妻で日本を訪問することを楽しみにしており,サミットでは安全保障やテロ対策を含む様々な課題について議論したい,世界経済の成長のためには投資の促進が重要であり,日加で協力していきたい,貿易・投資,科学技術,研究開発を含め,価値を共有する国として,日加のパートナーシップを更に強化していきたい旨述べました。

2 二国間協力関係

(1)安倍総理から,日加協力を進展させる高い潜在性を有する安全保障分野での協力を進めていきたい旨述べたのに対し,トルドー首相から,過激化対策や市民の保護を含め,安全保障分野で明確な行動をとるために日加間の協力を進めていきたい旨の発言がありました。

(2)安倍総理から,カナダからのLNG輸出の早期実現やビジネス環境改善に向けた協力を引き続き期待する旨述べたのに対し,トルドー首相は,前向きな結果が得られるよう努力したい旨述べました。また,両首脳は,TPPについて国内での議論を進めていくことで一致しました。

(3)さらに,両首脳は,科学技術分野での協力や若者の交流の重要性について一致しました。

3 G7伊勢志摩サミット

 安倍総理から,G7伊勢志摩サミットでは世界経済とテロが最大のテーマとなる旨述べ,両首脳は,世界経済の持続的な成長に寄与すべくG7伊勢志摩サミットで明確なメッセージを出すことで一致しました。

4 東アジア情勢等

 両首脳は,北朝鮮を含む東アジア情勢等についても意見交換を行い,伊勢志摩サミットにおいて,アジアを含む地域情勢についてもしっかりと議論することで一致しました。

5 国際場裡における協力

 両首脳は,気候変動問題や軍縮・不拡散についてもやり取りし,これらの分野で引き続き協力していくことで一致しました。


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