サウジアラビア王国
日・サウジアラビア首脳会談

(写真提供:内閣広報室)

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1月12日,午後2時5分(現地時間)から約30分間,サウジアラビア王国を訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ヤマーマ宮殿にて,二聖モスクの守護者サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード・サウジアラビア王国国王(Custodian of the Two Holy Mosques, H.M. Salman bin Abdulaziz Al-Saud, King of the Kingdom of Saudi Arabia)主催の午餐会に出席した後,午後2時37分(現地時間)から約40分間,首脳会談を行ったところ,会談の概要は以下のとおりです。なお,会談には,日本側から岡田直樹内閣官房副長官,木原稔内閣総理大臣補佐官ほかが,サウジ側からファイサル・リヤド州知事,アブドルアズィーズ・エネルギー大臣,ファイサル外務大臣ほかが同席しました。
- 歓迎行事
(写真提供:内閣広報室) - サルマン国王と懇談する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室) - 日・サウジアラビア首脳会談
(写真提供:内閣広報室)
1 冒頭,安倍総理から,サウジ側の心温まるおもてなしへの謝意を述べました。これに対し,サルマン国王から,安倍総理をお迎えでき喜ばしい,あらゆる分野で日本との協力が強化されていることを嬉しく思う,エネルギーのみならず多くの分野で日本と戦略的パートナーシップが深化していくことを期待している旨発言がありました。
2 安倍総理から,本年はサウジでG20リヤド・サミット,日本で東京オリンピック・パラリンピックが開催される歴史的な年であり,緊密に協力して成功させたい旨述べ,両首脳は協力して,これらの国際的な行事を成功させることで一致しました。
3 安倍総理から,日本は地域の安定に不可欠なサウジの改革を高く評価し,エネルギーを超えた幅広い分野で,「日・サウジ・ビジョン2030(英文)(PDF)」を通じた協力を加速化させ,これらを通じ,改革を全面的に支援する旨述べました。これに対し,サルマン国王から,改革を進める上で日本は重要なパートナーである旨発言があり,両首脳は引き続き協力を進展させていくことを確認しました。
4 両首脳は中東情勢に関しても意見交換を行いました。