トルコ共和国

令和元年7月1日
(写真1)記念撮影 記念撮影 (写真提供:内閣広報室)
(写真2)日・トルコ首脳会談の様子1 日・トルコ首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
(写真3)日・トルコ首脳会談の様子2 日・トルコ首脳会談 (写真提供:内閣広報室)

 本1日,午後6時40分から約60分間,安倍晋三内閣総理大臣は,G20大阪サミット出席に伴い訪日中のレジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領(H.E. Mr. Recep Tayyip ERDOĞAN, President of the Republic of Turkey)とワーキングディナーを行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,エルドアン大統領の訪日を歓迎し,「我々二人の下,この6年間で日本とトルコは歴史的友好国から戦略的パートナーという次元に進むことができた。」,「政治,経済,文化などあらゆる分野で着実に協力が進んできているが,地域大国であるトルコとの協力のポテンシャルはまだまだ高い。教育,防災,エネルギーなど幅広い分野での協力も重視する。」と述べました。これに対し,エルドアン大統領から,友好国である日本を訪れることができて嬉しく思う,G20大阪サミットの議長を成功裡に務めたことに祝意を表する,と述べました。
  2.  両首脳は,日・トルコ経済連携協定(EPA)の早期妥結に向け更に交渉を加速すること,日トルコの象徴的な協力案件であるトルコ・日本科学技術大学の実現に向けて更に協力していくこと,同大学その他に関し,具体的な協力を進めるためにも技術協力協定の早期締結を期待すること,経済を含む幅広い分野で日・トルコ関係を更に発展させていくことを確認しました。
  3.  両首脳は,シリア情勢を始めとする中東情勢やアジア情勢などについて意見交換を行い,引き続き,国際情勢についても緊密に連携していくことで一致しました。

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