トルコ共和国
日・トルコ首脳会談
平成30年12月1日


12月1日,現地時間午前10時30分(日本時間1日午後10時30分)から約40分間,G20首脳会合出席のためブエノスアイレスを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣はレジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領(H.E. Mr. Recep Tayyip ERDOĞAN, President of the Republic of Turkey)と日トルコ首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
安倍総理から,先般の邦人ジャーナリストの解放に際する支援への感謝を伝え,エルトゥールル号事件以来の友人として互いに助け合う良き伝統を続けたい,来年は「日本におけるトルコ年」を実施予定と承知しており,エルドアン大統領が来年訪日する機会に日トルコ関係を更に飛躍させたい旨述べました。
これに対し,エルドアン大統領は,NY以来の再会を嬉しく思う,トルコ側関係機関の尽力により邦人ジャーナリストの解放に協力できたことは喜ばしい旨述べました。また,エルドアン大統領から,G20の重要性に対し言及があり,来年の大阪G20に際して訪日を楽しみにしている旨発言がありました。
2 二国間関係
安倍総理から,日・トルコ経済連携協定(EPA)の早期合意を目指し,また,防災分野での協力強化をはじめとする二国間関係の一層の強化を推進していきたい旨述べました。これに対し,エルドアン大統領からも,EPAの早期合意を目指したい等の発言があり,両首脳は,幅広い分野で日トルコ関係を更に発展させていくことを確認しました。