ブラジル連邦共和国
河野外務大臣によるジャパン・ハウス サンパウロでの講演会



1 5月20日,サンパウロを訪問中の河野太郎外務大臣は,ジャパン・ハウス サンパウロ(JHSP)を訪問し,建物内の展示を視察した後,我が国の外交政策に関する講演会(スピーチ(日本語/英語/スペイン語(PDF)/ポルトガル語(PDF)
/動画(YouTube)
))を行いました。
2 同講演会には,ルーベンス・リクペロJHSP名誉館長(元駐米ブラジル大使,元国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長)がパネリスト,ブラジル・メディアで著名な国際問題コメンテーターの一人であるマルクス・フレイタス氏(サンパウロFAAP大学教授)がモデレーターとして参加し,河野大臣との間で意見交換を行いました。
3 会場には日曜日の午前中にも関わらず多くの参加者が駆けつけ,ブラジル人有識者,国際関係学を学ぶ学生,ビジネス関係者,日系社会関係者等約120名の参加がありました。
[参考1]ジャパン・ハウス
ジャパン・ハウスは,日本の多様な魅力や政策を発信することにより,知日派・親日派の裾野を一層拡大することを目的とした新たな拠点。日本に関する様々な情報がまとめて入手できるワンストップ・サービスを提供するとともに,レストラン,ショップ等を設置し,民間の活力,地方の魅力なども積極的に活用したオールジャパンでの発信を実現する。さらに,専門家の知見を活用しつつ,現地のニーズにきめ細かく対応して現地の人々の共感を呼ぶよう工夫する。平成29年4月にサンパウロに開館,同年12月にロサンゼルスが一部先行開館(ギャラリー及びショップ部分)。本年はロンドン及びロサンゼルスの全館開館を予定。
[参考2]
英語で行われた本講演は在サンパウロ日本総領事館のフェイスブックでライブストリームされ,我が国の中南米諸国公館のフェイスブックでも共有している。
[参考3]
今回の河野大臣視察時には,東京大学生産技術研究所山中研究室による展示「Prototyping in Tokyo」及び画家・オスカール大岩氏による「Oscar Oiwa in – Drawing the Ephemeral」展が行われていた。