中南米

平成28年3月3日から10日まで，第15回FEALAC若手リーダー招へいを実施したところ，概要は以下のとおりです。

1　本招へいプログラムは，アジア・中南米の共通課題に対する理解を深め，FEALAC加盟国間の関係を強化すること等を目的として，FEALACが設立された翌年の2000年からほぼ毎年実施されており，今回はアジアと中南米の共通課題である「防災・持続可能な成長のための科学技術の活用」をテーマに実施されました。

2　被招へい者一行は，4日に政府関係者より我が国のFEALACに対する取組，また，防災及び震災復興に関する取組の説明を受け，5日は茨城県つくば市を視察し，同市役所によるCO2削減に向けた取組に関する説明を受けたほか，JAXAを訪問し，我が国の先端科学技術等を学びました。6日及び7日は宮城県石巻市及び仙台市を視察し，地方自治体による震災復興への取組について学ぶとともに，被災地の復興の現状を視察しました。8日及び9日には今回の訪日を通じた，上記テーマに対する理解の深化や各国の状況に関して発表会が行われたほか，浅草やスカイツリー等を視察し，日本の文化に触れました。

3　また，被招へい者一行は4日に黄川田外務大臣政務官を表敬訪問したほか，9日には秋篠宮同妃両殿下より御接見を賜りました。