外務省
外務省について
外務省の組織や働く人たちについて見てみよう!
外務省は、東京・霞が関にある「外務本省」と、世界中におかれている「在外公館」から成り立っています。
「在外公館」とは、大使館、総領事館、そして政府代表部のことです。
外務省で働く人の数(令和4年度定員数)
外務本省
約2,900人
外交の方針や計画を作成
在外公館
約3,600人
外交の最前線として現地で活動
外務本省
外務本省では、世界中から集めた情報を見ながら、日本と世界の国々がどうつきあっていくか考えたり、どんどん変わっていく世界の状況を見きわめながら、外交活動のための方針を決めたりしています。そして、その方針や政策を在外公館へ指示しています。
外務本省で働く、とある職員の1日
在外公館
在外公館は、外交を行う上で重要な拠点です。世界各地に200を超える数の在外公館があります。在外公館は、現地の情報を集めて、外務本省に報告しています。また、外務本省からの指示をもとに、相手国の政府との話し合いや交渉も行っています。その他、相手国との友好関係を深めたり、日本人や日系企業などの支援を行ったりしています。在外公館は、外交の最前線として、24時間休むことなく、さまざまな外交活動に取り組んでいます。
大使館で働く、とある書記官の1日
見てみよう!
外交官に聞いてみよう!世界の国々
外国語の専門家
外務省には、40以上の外国語の専門家がいます。外交を行う上で、外国語は欠かせません。入省後の研修では、自分の担当する言語とそれが話される国や地域のことを勉強します。その後も言語力にみがきをかけ続け、大切な会談の通訳や交渉、そして情報収集を始めとした外交の最前線で「外交のプロ」として頑張っています。
外交分野のエキスパート
外務省には、語学の専門家だけでなく、さまざまな分野で「専門官」と認められたエキスパートがいます。例えば、アジア、中東、アフリカなどの地域や、経済、軍縮問題、保健などを専門分野として活躍しています。
公邸料理人
日本外交の最前線ともいうべき在外公館で、外交活動を料理で支えているのが公邸料理人です。大使などの在外公館長の公邸で、相手国の政府関係者や有力者、各国の外交官などを招待して一緒に食事を楽しむことは、最も有効な外交手段の一つです。質が高くておいしい料理を提供するため、在外公館長は、専任の料理人を公邸料理人として雇っています。世界各国で、公邸料理人がどのようにおもてなしをしているのか見てみましょう。
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