ボスニア・ヘルツェゴビナ
(Bosnia and Herzegovina)
ボスニア・ヘルツェゴビナにある学校を見てみよう!
ボスニア・ヘルツェゴビナの学校制度
ボスニア・ヘルツェゴビナの学校制度は、6歳から15歳までの9年間の義務教育と、その後4年間の高校で構成されています。その後、3年間又は4年間の大学制度を採用しています。基礎教育は、日本の小学校と中学校にあたります。多くの学校では、午前と午後の2部制で授業が行われており、例えば1年生は午前中に登校し、2年生は午後から登校するというように、学年ごとに登校する時間帯が決まっています。
サラエボ第三高校

今回紹介するサラエボ第三高校は、1948年に設立されたサラエボ市内にある公立高校で、生徒数は584人(男子生徒238人、女子生徒346人)です。
サラエボの中心部から車で約10分のところに位置し、校舎の前には、ミリャツカ川と並木道が続く自然豊かな環境にあります。
サラエボ第三高校の歴史

ボスニア・ヘルツェゴビナでは、1992年から1995年まで戦争が行われていました。
サラエボ第三高校の校舎も戦争で大きな被害を受けたため、授業は郊外で行われました。戦争が終ると、アメリカとフィンランドの協力のもと、2000年3月に校舎が再建され、授業はもとの場所で再開されました。この戦争の終結に貢献した当時のアメリカのクリントン大統領は、サラエボ第三高校を訪れ、「この高校は、【平和】【民主主義】【民族調和】の象徴である」と述べています。
日本の高校との関わり
サラエボ第三高校は、海外の高校との国際交流がとても盛んです。トルコ、チェコ共和国、アメリカ、日本などの高校と交換留学を行ってます。
日本の開智日本橋学園(東京)とは、2023年に姉妹校として提携を結び、2024年の11月にはサラエボ第三高校の生徒が東京に、12月には、開智日本橋学園の生徒がサラエボを訪れました。東京では国会議事堂、浅草や渋谷などを訪れ、サラエボでは、伝統的な町並みが残る旧市街を訪問したり、サラエボの山などを登りました。
サラエボ第三高校の生徒は、「渋谷のスクランブル交差点は人が多くてびっくりした!」、また別の生徒は、「東京スカイツリーがとても綺麗だった!」と言っています。
2025年7月、開智日本橋学園では、生徒らの企画により、サラエボ第三高校の代表者の参加のもと、スレブレニツァ追悼式典が執り行われ、歴史の真実を見つめる大切さや、平和の大切さが語られました。ボスニア・ヘルツェゴビナ東部に位置するスレブレニツァは、1995年の戦争時に、多くの犠牲者を出したことで知られています。
クラブ活動
サラエボ第三高校の生徒は、勉強はもちろん、文化やスポーツ活動も一生懸命に取り組みます。バレー、サッカー、バスケットボール、卓球、アイススケート、チェス、登山、応急処置、合唱、ジャーナリズム写真、ダンス、ドイツ語、英語、IT、討論、美術などたくさんのクラブがあります。コンテストやコンクールにも積極的に参加し、優秀な成績をおさめています。
生徒の声
多くの生徒が、この学校の「自由」、「先生がとても熱心」、「先生と気軽に話ができる」ところが気に入っています。そして多くのクラブ活動や海外の高校との交流ができることにも、とても満足しています。
学校の様子を見てみよう!