安倍総理大臣
イェレミッチ第67回国連総会議長による安倍総理大臣表敬
平成25年8月5日


本5日午前11時15分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ブーク・イェレミッチ第67回国連総会議長による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
冒頭,安倍総理から,訪日を歓迎する,広島平和記念式典への出席にも感謝する旨述べました。これに対し,イェレミッチ議長から,日本政府による今回の招待に感謝する,また広島平和記念式典で国連総会を代表して挨拶するという光栄な機会を与えてくれたことにも感謝している,明日は自分にとっても重要な日となるだろうと述べました。
イェレミッチ議長から,日本が国連に対し大きな財政貢献をしていることは良く知られており感謝されている,また自分は,安保理改革を日本が重視していると認識しており,安保理改革にコミットしている,日本の声が国際社会に聞いてもらえる環境の整備に努力していきたいとの発言がありました。それに対し安倍総理から,日本の経済を良くして国連分担金にも良い影響が出るように努力していく,安保理改革進展の機運を高めて改革を実現していくことがとても重要である旨述べました。また,双方はポスト2015年開発目標の策定の重要性について認識を共有しました。
最後に,イェレミッチ議長から,セルビア元外相およびセルビア国会議員として,セルビアと日本が良好な関係を築いてきており,今後とも日本と協力していきたい,是非安倍総理にセルビアを訪問していただきたい旨述べ,安倍総理から,機会があればセルビアを訪問したい旨述べました。